おしゃぶり大好きっ子のママだったhachiです。
うちの娘はとにかくおしゃぶりが好きでした。
生まれてから一時NICUにいたのですが、そのときからおしゃぶりを使っていたようです。
そして退院して里帰り中の実家でも、家に戻ってからもおしゃぶりをずーっとしていました。
…というか、わたしが、おしゃぶりをさせていました。
そして1歳を過ぎ、そろそろおしゃぶりってやめた方がいいのかな…って思い始めたころには、もうおしゃぶりを手放せないようになっていたのです。。
おしゃぶりに依存していた娘は卒業させるのに苦労しました…そして今現在もある理由で苦労しています笑
同じように、おしゃぶり大好きっこのママさんは悪戦苦闘しているはず。
でも大丈夫、おしゃぶり大好きレベルSだった娘でも無事卒業できました。
どのようにしておしゃぶりをやめさせたか、どのようにおしゃぶりにわたしが頼らなくなったかをご紹介します。
Contents
おしゃぶりはどんな悪影響が?いつまでにやめる?
歯並びの影響を考えると遅くとも2歳半までにはやめさせたい
うちの娘はそんなに早い方ではないと思うのですが、1歳過ぎたあたりで、上下それぞれ2本ずつ歯が生えてきていました。おしゃぶりは多少なりとも歯並びに影響すると言われています。
前歯がでてきたり、上の歯と下の歯の噛み合わせが悪くなってきたりなど…ネットで検索すると色んな悪影響がでてきて恐くなりました。
わたし自身は赤ちゃん時代、おしゃぶりよりも指しゃぶり派だったようで、親指にタコができるほどしゃぶっていたみたいなんです。そのせいか、ほんの少し前歯が出ているような感じです。
もし、我が子が将来歯並びのことで悩むようなことになったら可哀想だな、とか矯正するとなってもお金がかかりますし、もしするとしても最低限にとどめたいな…とか色々打算的なことも考えて、1歳過ぎがら卒業を考えだしました。
2歳半には乳歯が生え揃いだす子も多くいるようなので、遅くともこの時期までにはやめないとな…と思っていました。
目や手、口といった協調運動の機会が奪われる
赤ちゃんって、自分の目で確認したものを、次には手で触って質感や形、重さを確かめて、それから口にいれて素材の状態なんかを確認する協調運動っていうのをしているみたいなんです。
この協調運動が発達の上では大切なことなんですけど、おしゃぶりをしていると口で確認する機会が奪われてしまいますね。
うちの娘がおしゃぶりをしていたころを思い返すと、おしゃぶりをしていると落ち着くのか、おとなしくいい子にしているんです。
それをいい子と感じるのは親の勝手であって、自分はこの子が協調運動するチャンスを奪っていたんだと思うと、口におしゃぶり入れさせてることがすごく可哀想に思えてしまって…。。
おしゃぶりが悪!というわけではないんですが、この時のわたしはおしゃぶりについて結構悩んでいたので、ここまで思ってしまったんだと思います。
おしゃぶりをやめさせるために実践したこと
1. 日中のおしゃぶり使用時間を減らす
まずはじめたのは、日中のおしゃぶりを使う時間を少しずつ減らしていくことです。
うちの娘は夜寝るときはもちろんおしゃぶりに頼っていて、深い眠りに入ったなというところをみはからっておしゃぶりを外していました。
朝目が覚めておしゃぶりがないことに気付いた娘は、すぐにおしゃぶりを欲しがったんです。
早く卒業させたかったですが、まずは朝はいつも通りおしゃぶりをつけさせてご機嫌でいさせました。
そして何かで遊び出して、他に興味がいったときに、さり気なくスッとおしゃぶりを口からとります。
その時に注意が必要なのは、おしゃぶりの姿をみえなくすること。
自分の身体の後ろに隠したり物の下に入れたりして、どこに行ったかわからないようにしました。
2. おしゃぶりを探す素振りには気付かないふり
最初はおもちゃなどでご機嫌よく遊んでいても、その内、「あれ?なんか口寂しいぞ」と思うのか、おしゃぶりを探すような素振りをみせます。
うちの娘の場合は、わたしが普段持っているバッグにつけてある巾着を触っていました。
この巾着にいつもおしゃぶりを入れていたので笑
そんな様子の娘が目に入っても、みえてない、気付いていないふりをします。
目が合うと、「あっ!あっ!」と言ってアピールしてくるので。
こうなったら、さらに他のものに気を引かすため、アンパンマンのアニメを流したり好きなDVDをみせたりと、テレビなどに力を借りることもありました。
3. 「おしゃぶり」という単語を発さない
これは、主人やうちの母にもお願いしたことです。
「おしゃぶりやめられた?」とか「おしゃぶり今日はしてない?」とかの会話をわたしたちがすると、娘がブンっと首をこちらに振ってきて「おしゃぶりあるの?」というような目をすることがありました。
なので、「おしゃぶり」という単語を発さないようにしようと決めました。
口パクで、「《おしゃぶり》ここに隠してあるよ」と伝えたり、それが面倒になると、主人は「S(しゃぶり、のS)」と呼びはじめたりしてごまかしました。
当然、娘には何のことかわからないので大丈夫でした。
4. 夜はお風呂上がりからはおしゃぶりをつけない
そして夜に実践したことですが、お風呂をあがってからはおしゃぶりを隠してつけさせないようにしました。
うちの娘はお風呂上がりはご機嫌で、お茶をのんで、お風呂から持ってきたアヒルのおもちゃで遊んだりしていたので、最初の1日をおしゃぶりを忘れさせるように他に気を引かしていたらすんなり夜は忘れてくれたように感じます。
この時から夜の寝かしつけはもっぱら絵本になりました。
娘が満足するまでひたすら色んな絵本を読んであげて、布団の上でゴロゴロ一緒にいると、自然と寝てくれたのです!
でも毎日すんなり寝てくれるわけではありません。
なかなか寝なくてグズる日はおしゃぶりを持ってこようかな…という気持ちも出てきましたが、我慢して、もうほぼでないお乳で授乳させることで耐えました。
5. 3〜4日様子をみて朝からきっぱりつけないと決める
徐々におしゃぶりとの時間を減らしたら、いよいよ朝からおしゃぶりを断つ日がきます!
しっかりおしゃぶりは隠し、単語も発さないという決まりは守りつつ、朝から他のものでご機嫌をとっていきました。
朝からおしゃぶりを渡さないと、ないならないでいいや、と娘も思うのかもう探す素振りもしませんでしたし、すっかり忘れているようにみえました。
おしゃぶり完全断ちの初日は、意外にもすんなり成功し、こんなことなら早くやめさせておけばよかったと思うほどでした。……が、まだまだ苦労は続きました。
どんなに泣いてもおしゃぶりに(ママが)頼らない!
おしゃぶりが無事卒業できて一安心…と思ったものの、頼り過ぎてきた影響で今苦労していることがあります。
それが、
- 夜泣き
- 外出中
です。
夜泣き中はおしゃぶりをさせたくなる!
あっさり成功したかに思えたおしゃぶり卒業の道でしたが、そうはいきません。
まず苦労したのが夜泣きです。
これまではおしゃぶりをはめれば泣き止んで眠ってくれていましたが、おしゃぶりがないとなると違います。
お乳をあげても足をぴーんとつっぱってぎゃん泣きします。泣き止んで寝たと思ったら、10分後ぐらいにまた泣いて起きます。
何度おしゃぶりを持ってきて口に入れようか…と思いましたが、卒業させるって決めたんだ!と大げさですが半泣き状態で夜泣きと付き合いました。
産後の寝不足は、おしゃぶり卒業中が、産後すぐの次にひどいぐらいでした。
お出かけ中に泣かれると辛いが…頼らない!
次におしゃぶりに頼りたくなった瞬間が、お出かけ中です。
外で泣かれると他の人の視線もあっておしゃぶりさせたくなるんですよね…。でもここもぐっと我慢。
ベビーカーでは泣くときは抱っこ紐にかえてご機嫌をとって、どうにかこうにか外出先から帰るようになりました。
おしゃぶり卒業あたりから抱っこ紐の方がいい!という感じなので、最近は肩こりがひどくなってます、、。
おしゃぶりをやめるにはママの根気次第!?
もうこれは、おしゃぶりに頼りきっていたわたしの勝手な持論ですが、おしゃぶりなんて親が本気でやめさせようと思って覚悟すれば、いつだってやめさせられるということです。
泣く我が子をみて手がつけられなくなって、おしゃぶりに頼ってしまえばそこまでです。
わたしがおしゃぶりに頼り過ぎたがために、今娘は、夜泣きのときには心が折れそうになるぐらい泣くし、わたしも未だにおしゃぶりを手にとりたくなります。
でも、今までおしゃぶりに助けられていた分、しなかった苦労を今する覚悟でおしゃぶり断ちしました。
おしゃぶりをやめたら、より娘と過ごす時間が濃いものになったような気がします。
おしゃぶりは決して悪いものではないので、あまり焦らず、お子さんが自然とやめるのを待つのも1つの方法だと思います。
おしゃぶりをしている可愛い姿も少しの間しかみられませんしね♪