こんにちは、hachiです。
娘が2歳で、そろそろ二人目のことも意識し始めているのですが、うちの娘、かなりの甘えん坊さんです。
ママにべったりで、うちの母いわく、
「あんたが2歳の頃と比べると、まだまだ(娘は)赤ちゃんだわ」
だそうです笑
そんな娘も可愛いのですが、いざ二人目が生まれたときに、娘にどんな変化が起きるのか今から心配です。
今回は、現在二人目を妊娠中のママに、
- 上のお子さんにどんな変化が起きたのか
- 妊娠期間、上のお子さんにどんな配慮をしているのか
をきいてみました。
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二人目のお子さんを妊娠すると、気になるのが上の子の心の変化ですよね。
つわりでママの体調が優れなければ、子供なりに心配したり、不安になったり、そのせいでわがままになったりすることも多いと思います。
今回は、現在二人目を妊娠中の私の場合の上の子の変化と、上の子に対して配慮していることなどをお話ししようと思います。
Contents
二人目を妊娠した時の上の子の変化
ママが妊娠すると、子どもは敏感に何かを感じ取るとよく言いますが、まさに我が家の息子もそうでした。
つわりが始まる少し前から、やたらと私にべったりになり、お風呂や、ちょっとしたお出かけでも、私がいなければダメに。
特につわりが始まってからは、まったく私から離れようとしませんでした。
二人目の妊娠が分かった時、息子は4歳で幼稚園の年中でした。
ちょうど季節は夏休み。息子が通う幼稚園では、ありがたいことにお盆休み以外は夏季保育があり、普段通りに子どもを預かってくれます。
ですので、つわりがひどい時期は夏季保育にお世話になろうと思っていました。
しかし、息子は「夏季保育に行きたくない」と大騒ぎ。
去年はおとなしく通っていたのに…と思いながらも、つわりがひどく子どもを説得する元気も出ず、今年の夏季保育は断念して、夏休みの間子どもと家で過ごすことにしました。
とはいっても、つわりで、朝起きた瞬間から常に吐き気に襲われ、本当に歩くことさえしんどい状況でしたので、当然、子どもと遊んであげることも出来ません。
つわり期間をどのようにやり過ごしたか
転勤族で地方暮らし、近くに親戚もおらず、子どもを誰かに預けることはできません。
仕方なく、上の子にはほぼ一日中、テレビを見せていました。
息子は、私が側にいればそれで安心するようで、あまり外に行きたいということもなく、テレビを見たり、おもちゃで遊んだりしている息子の横で、ほぼ一日中ソファに横になって過ごしました。
体調が良い時間を使って家からすぐのスーパーに行き、食べ物を買って、息子にお菓子を買ってあげました。
息子のストレスが少しでも軽減できればと思い、この際出費の事はあまり意識せずに、お菓子やらアイスやらを子どもに買ってあげました。
午後は二人で昼寝をし、それが終わるとやはりテレビ、動けるときは夕飯の準備、お風呂などを何とかこなし、夜9時ころ寝かしつけをしながらそのまま一緒に寝ていました。
平日外にほとんど連れて行けない分、休日には外出させてやりたいと私も夫も思っていましたので、休日になると、
「パパと好きなところに出かけておいで」
と言いましたが、息子はやはり私のそばを離れませんでした。
「プールに行きたいけれど、パパと二人は嫌だ」
「ママと一緒にどうしてもプールにいきたい」
と泣きわめき大騒ぎをしたこともあります。
ちょうどつわりのピーク時で、その時は「どうしてわかってくれないの」と息子を怒鳴りつけてしまいました。
パパも、週末は子どもと二人で外出し、外で思いっきり遊ばせてあげたいと張り切っていましたが、息子に「パパは嫌」と全力で拒否されて傷ついたようです。
すべての事がうまく回らなくなり、結局どこへ行くにも私がついていくことに。
エチケット袋を携帯し、炎天下のプールやら、工場見学やら、色々なところに行くことになりました。
常に吐き気と眠気があり、移動の車に乗っているのも辛かったのですが、息子にいろいろ我慢をさせている気がして、土日はとにかく息子の言うことを聞いていました。
今思えば、私たち親にも、「もうすぐお兄ちゃんになるのだから、少しくらい我慢を覚えさせないと」という焦りのような気持ちがあったのかもしれません。
その焦りや、イライラが、子どもにも伝わっていて、あんなに大騒ぎをしたのかもしれません。
このように、4歳の息子にとっても、私の妊娠はとても大きな出来事だったようです。
今年の春に息子の曾祖母が亡くなり、「大事な人が急にいなくなる」という不安もあったようです。
「ママも同じようにいなくなってしまうのではないか」と思っていたようにも感じられました。
そう思えば、私のそばを片時も離れようとしなかった息子の気持ちもわかります。
上の子に妊娠をどのように伝えたか
幼稚園で言いふらされても困るし、安定期に入るまでは息子にも妊娠の事は伝えないつもりでした。
しかし、そんな経緯もあり、そこまで不安に感じているのであれば…と思い、つわりが少し楽になってきた頃に、息子に
「ママのお腹には赤ちゃんがいて、来年家族が一人増えるんだよ」
「今はおまめの大きさくらいの赤ちゃんがもう少し大きくなるまで、ママは少し具合が悪いんだ」
「でも、急に死んじゃったり、いなくなったりしないから大丈夫だよ」
と伝えました。
妊娠を伝えるときに気を付けたこと
1事実をしっかり伝える
4歳になり、理解できることが増えてきている分、伝えるときにも気を付けました。
まずは赤ちゃんがお腹にいるということをしっかり伝えました。
喜ぶか、嫌がるかわかりませんでしたが、感受性が強く、意外と鋭い息子には、変にごまかすよりもしっかり事実を伝えた方が良いだろうと思ったのです。
2プラスの事だけを伝え、マイナスなことは伝えない
赤ちゃんが来ることで、楽しいことがたくさんあることを積極的に伝えました。
「3人だけだった家族が4人に増えるよ」
「赤ちゃんって小さくてとってもかわいいよ」
「女の子だったらすごくかわいがってあげればいいし、男の子だったら少し大きくなったら一緒に遊べるね」
など、息子が赤ちゃんをイメージして、楽しい気持ちになれるようなことを伝えました。
反対に、
- 出産には私の入院が伴うこと
- その間お家でパパやおばあちゃんと過ごさなければならないこと
などは、今も伝えていません。
とにかく最初は赤ちゃんが来るということに対して、楽しい気持ちを持っていてほしいと思ったからです。
3「おにいちゃん」という言葉をあまり使わないようにする
「おにいちゃん」という言葉も、妊娠を伝えたばかりの時は、あまり使わないようにしました。
甘えん坊の息子が、「おにいちゃん」という言葉を喜ぶのかわからなかった為です。
また、6歳の姪のところに下の子が生まれることになった時、姪はとても動揺し、「おねえちゃん」という言葉を嫌がったり、赤ちゃんの話には触れたがらなかったという話を聞きました。
赤ちゃんが生まれることをしっかり理解して、自分がお兄ちゃんになるんだと、少しずつ分かってきてから、「おにいちゃん」という言葉を使おうと思っています。
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幸い息子は、私が思っていた以上に赤ちゃんが来ることを大喜びしました。
「早く生まれてほしい」「赤ちゃんとお話しする」と毎日言います。
寝る前に、赤ちゃんに話しかけるのが、妊娠を告げてからの息子の日課になっています。
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妊娠期間中、上の子に配慮していること
1産後のイメージを少しずつ膨らませる
出産後の暮らしについても、少しずつイメージできるように時々話したりしています。
周りに小さい子があまりいないせいか、息子は赤ちゃんがおっぱいを飲むことに対しても驚いた様子でした。
「赤ちゃんはお風呂どうするの?」
「赤ちゃんはご飯食べないの?」
「赤ちゃんおもちゃ何が好きかな?」
と積極的に質問をしてくるので、それに私が答える形で、息子なりに「赤ちゃん」とはこういうものか…と想像しているようです。
「最初は泣いてばかりなんでしょう?」
「じゃあ赤ちゃん産まれたら大変だね」
なんて、大人のようなことも言います。
そんな息子との会話はなかなか面白く、産後の事をほとんど想像していないであろう夫よりも、息子の方が話し相手になってくれています。
また、出産後の生活を私自身もイメージできることで、産後の生活に対する漠然とした不安なども軽減されているように思います。
2上の子との思い出作り
出産までにやっておきたいことに、息子との時間を大事にすることを一番に挙げています。
ものを作るのが好きな息子と、じっくり時間をかけてお菓子を作ったり、工作イベントに行ったり、手作りの衣装でハロウィンのパレードに参加したり、産後しばらくはできないであろう事を、なるべくたくさんやるようにしています。
さいごに
これから出産を迎え、いざ入院だ、出産だとなれば、また息子がどうなるかわかりません。
しかし、つわり期間も何とか乗り切ることが出来たんだし、産後も何とかなるだろうと、気楽に構えることにしました。
赤ちゃんが来ることを嫌がっていた姪も、実際に弟が生まれてからは、小さなお母さんを楽しんでやっているようですし、周りの二人以上お子さんがいるお母さんたちも、最初は大変だったけど、何とかなったよ!と言います。
一人目の妊娠中より、家事に育児、幼稚園行事など、やることはたくさんあって、アッという間の妊娠期間になりそうです。
ですが、何より、上の子の気持ちを大切に、出産、産後を迎えたいと思います。