こんにちは、hachiです。
子どもにより良い教育環境を与えたいと願うのは当然のことです。
でも、住む場所によって教育格差がでるとしたらどうでしょうか…？
今回は、都市部と地方の両方で育児を経験したママに、教育や習い事などでどのような違いがあるのかをききました。
私は、自分自身が都市部で育ち、また、子どもも3歳を過ぎるまで、首都圏で育てました。
その後、地方都市に転勤して、現在は4歳の子どもを地方で育てています。
子どもの習い事や、幼稚園、そして将来の事など、都市部と地方で、どのような違いがあるか少しまとめてみたいと思います。
Contents
幼稚園・保育園について
幼稚園事情についてですが、都市部では、地域によっては幼稚園が定員オーバーで、入園が抽選になってしまったり、抽選に落ちてしまった時のことを考えて、2園以上申込みをしたりすることがあります。
私が住んでいた地域は、再開発が進み、「子育てしやすい街」としてニュースなどで取り上げられる街でしたので、当然幼稚園、保育園ともに、応募が集中してしまう地域でした。
幼稚園に入れるか、ドキドキしながら過ごした時期もありました。
それに比べて、現在住んでいる地方都市では、幼稚園の定員にも余裕があります。
また、どの幼稚園も、かなり広い範囲まで園バスを走らせてくれているので、幼稚園の選択肢もそれだけ広がります。
教育方針に惹かれる、保育時間が長い、延長保育の充実度など、様々なポイントから、幼稚園を選ぶことが出来るというのは、都市部で幼稚園探しをしていた時と大きく異なりました。
保育園に関しては、幼稚園ほどの余裕はありません。
ですが、保育園に入れなくても、選ぶ幼稚園によっては、延長保育や、夏季保育、冬季保育などを上手に使うことで、フルタイムでも幼稚園で対応できることもあります。
幼稚園選びという点においては、地方での暮らしの方が嬉しいポイントが多いと思いました。
習い事について
習い事についてですが、幼稚園生や小学生が選ぶ習い事としては、地方でも都市部と同じくらい選択肢があると思います。
サッカーなどに関しては、こちらは雨が多い地域ということもあり、屋根付きの全天候型の施設も多く、付添いで行く親にとってもありがたいこともあります。
しかし、どうしても、一つの習い事に対する教室の数では、都市部にはかないません。
そのため、こちらでは、かなり遠方から、習い事の教室のために、車で送り迎えをしなければならないといったパターンが存在するのも事実です。
学力レベルについて
学力レベルに関しては、小中学生の学力レベルが、全国的に見ても高いと有名な地域のようで、都市部と比べて劣っている点などは特にないように思います。
小学生のお母さんたちに話を聞くと、小学校でも一日2時間程度かかる宿題が出され、補習などの居残り勉強もしているようです。
これに関しては、自治体ごとの取り組み方によると思いますので、「地方だから」、「都市部だから」ということではないように感じました。
現在住んでいる地域の高校入学までのレベルはとても高いように感じます。
しかし、大学への進学率は、それまでの学力レベルから考えると、低いように感じます。
有名大学の多くは都市部にありますし、地方からそこに行かせようとすれば、子どもに一人暮らしをさせる必要が出てきます。
そのためには仕送りなど、学費以外の金銭的な問題も出てきます。
もちろん、こちらにも国立大学や、優れた大学があるのは承知ですが、自分自身が都市部で育ち、その環境で多くの大学から志望校を選び、目標にして受験勉強をしてきた経験からすると、子どもにもそういった環境で大学を選んでほしいという気持ちを持ってしまいます。
一人暮らしを支えるだけの資金援助が出来るかどうか、私たち親自身に自信がないというのも、一つの理由です。
まだまだ先の話ですが、いずれは単身赴任になったとしても、子どもを連れて都市部にもどり、そこで生活していきたいと考えています。
地方での教育の良いところ
将来的なことを考えると、私自身はどうしても都市部と地方で教育格差があると思ってしまいますが、地方での教育に魅力を感じるところもあります。
それは「自然学習」が出来るという点です。
こちらでは、地元企業や、地元テレビ局が主催する、森の中で自然と触れあうイベントや、冬場のスキー学習など、自然と触れ合う学習が非常に多くあります。
幼稚園生から参加できるものも多く、幼稚園で案内をもらってきては、息子も行ってみたいと言います。
もちろん、都市部から、こういったイベントに参加することも出来ますが、地方であれば、自宅からそれほど遠くない距離でこういった学習に参加できるという点に、親としては魅力を感じます。
地方にいる間に、出来るだけ多くの自然学習に子どもを参加させたいと思っています。
さいごに
今回は、私が住んでいる地方と、今まで暮らしていた都市部の比較という形になり、すべての地域に当てはまることではありません。
私が二つの地域で子育てをしていて感じた違いや、それぞれの良い点、将来の事などを、私の主観でまとめてみました。
都市部でも、地方でも、十分な学習や、習い事が出来ます。通信教育や、パソコンを使った勉強なども出来るので、地方と都市部の格差もどんどん減ってくると思います。
地方から都市部に移られる方、その反対の方、それぞれ、お子さんの教育について様々な心配事があると思いますが、それぞれの良い点を見つけつつ、ご家庭の教育方針に合った学習を、見つけていきたいですね。
我が家の子どもはまだまだ小さいですが、そんな風に思います。
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