こんにちは、hachiです。
わたしは娘が生後半年ぐらいで引っ越しを体験しています。
- 赤ちゃんが生まれて、今まで住んでいた部屋が狭くなり引っ越しをしたい
- 仕事の都合で引っ越さなければならなくなった
など、赤ちゃんを連れて引っ越しをされるパパママは多いと思います。
赤ちゃんを連れて新しい物件を探すなら、当然、赤ちゃんやママが住みやすいお部屋、環境を探したいですよね。
とはいっても、
- 赤ちゃんのためにいったいどんな点を重視したらいいの?
- 赤ちゃんやママが住みやすい環境ってどんな環境?
と、色々な疑問が出てくるのではないでしょうか。
今回は、そんなママのために、赤ちゃんのいるご家庭の物件探しのポイントをご紹介します。
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↑子どもを連れての引っ越し手続きについてもまとめています。
Contents
基本的な手順は変わらない
赤ちゃん連れの物件探しですが、基本的な物件探しの手順は変わりません。
通勤範囲や、実家までの距離、慣れ親しんだ街など、基本的にはパパ、ママの希望で路線やエリアを決めます。
そして、家賃や間取りなどの希望で細かく物件を絞り込んでいくという手順で問題ありません。
その物件探しの手順の中で、赤ちゃんがいる場合には気にかけておきたいポイントについて説明していきます。
物件条件でおさえたいポイント
間取りや、駅からの距離など、様々な希望条件があると思いますが、赤ちゃんがいる場合重視したい物件条件は、以下の通りです。
日当たりの良さ
赤ちゃんがいると洗濯ものが多くなります。また、赤ちゃんとの生活ではどうしても家にいる時間が長くなります。
日当たりが良ければ洗濯物も早く乾きますし、お家にずっといるママの気分も晴れます。
冬場の光熱費にも影響しますので、日当たりのよい物件を探しましょう。
エレベーターがあるか
ベビーカーを持って階段を上がるのは大変です。
赤ちゃん、荷物、ベビーカーと、何度も往復しなければならないこともあるので、エレベーターがある物件を選びたいものです。
追い炊き機能
赤ちゃんや小さなお子さんとお風呂に入る場合、急に機嫌が悪くなったり、お風呂の前にうんちをしてしまったりと、ママの予定通りにお風呂に入ることができない日もあります。
せっかく沸かしたお風呂が冷めてしまうこともよくあります。
そんなとき、追い炊き機能はとても便利で経済的です。
浴室暖房
最近のマンションにはついていることの多い浴室暖房ですが、特に冬場、小さな赤ちゃんとお風呂に入るときに重宝します。
お風呂が寒くて赤ちゃんが泣くと、裸で奮闘するママも大変です。
絶対必要な機能ではありませんが、ついていると便利で気持ちにも余裕がもてますよ。
周辺環境でおさえたいポイント
物件周辺の環境も、赤ちゃんがいるといないとでは、重視するポイントが異なります。
赤ちゃんがいる場合に重視したい周辺環境は以下の通りです。
近くに公園がある
お子さんが小さいうちは、毎日のように公園に遊びに行きます。
ママ友ができるチャンスも広がるので、物件の近くに公園があると良いですね。
市役所、区役所が近い
お子さんが小さいうちは、定期健診や、集団予防接種などで度々市役所や区役所を訪れることになります。
保育園の相談に行く方もいるでしょう。
電車を使って何十分もかけて行くことになると、特に夏場などは大変です。
絶対条件ではありませんが、近くに市役所や区役所があるととても便利です。
近くに児童館がある
児童館は、赤ちゃんとお母さんの大切なコミュニケーションの場です。
ここで月齢の近いお友達を見つけたり、育児で息が詰まった時などに他のお母さんに相談出来たりと、子どもが小さいうちは重宝する施設です。
私が住んでいたところは、偶然児童館のすぐそばでしたが、中には毎日電車で来ているという親子もいました。
物件探しの時にここまで気にするのは難しいかもしれませんが、市区町村のホームページなどで児童館の場所が確認できることもありますので、迷っている物件がある場合は、こちらも調べてみてください。
近くにコンビニ、スーパー、ドラッグストアがある
赤ちゃん連れでのお買い物は大変です。
特に雨の日は、ベビーカーを片手で押して、傘をさして…遠くのスーパーまで行くのは一苦労です。
できるだけ家の近くにスーパーやコンビニなどがあり、食品やオムツ、日用品が手軽に買えると良いですね。
小学校が遠すぎない
赤ちゃんのうちから小学校の心配をする必要はないかもしれませんが、3歳くらいのお子さんを連れて物件を探す際は、小学校の位置を少し気にした方が良いかもしれません。
入学したての小学生が、1キロ以上歩いて小学校に行くのはなかなか大変ですよね。送り出すママも心配です。
物件の問い合わせでのポイント
今はインターネットで物件検索ができる時代なので、ご自宅で時間があるときに希望の物件を探しましょう。
良い物件があったら不動産会社に問い合わせをしますが、赤ちゃん連れで物件を探すときにしておいた方が良いことがあります。
それは、「赤ちゃんを連れて不動産会社を訪れる旨を伝えておく」ということです。
「ぐずってしまってゆっくり検討できないかもしれない」ということをあらかじめ伝えておきます。
その時に、探している物件の希望の条件等も担当の方に伝えておきましょう。
「短時間でお家を探したい」という旨を伝えておいて、ご自身の希望に合う他の物件をピックアップしておいてもらうことが可能か聞いてみましょう。
赤ちゃん連れの物件探しは「短時間で効率的に」がとても大切です。
↑キャッシュバック賃貸から問い合わせをして契約をしたら、引っ越しお祝い金をもらうことができます。
このようなサイトを賢く使って物件の問い合わせをするのがおすすめです。
内見当日におさえたいポイント
実際に物件を見に行く際には、以下のポイントに注意してください。
建物のエントランス部分に段差などがないか
マンションやアパートの場合、ベビーカーで出入りするときのことを考え、建物の入り口に段差がないかを確認しましょう。
エレベーター幅が狭すぎないか
古いマンションの場合、エレベーター幅がとても狭いことがあります。
ベビーカーと一緒にパパとママがのれるくらいの幅があるか確認しましょう。
実際の日当たりはどうか
「南向き」と書かれていても、正面に高い建物があれば陽ざしは部屋に入ってきません。
実際の日当たりをしっかり確認することを忘れずに!
周辺道路などの騒音はないか
赤ちゃんとの生活はなるべく静かな環境が良いですよね。
目の前に幹線道路がないかなど確認しましょう。
車の通りの多い道沿いでは、排気ガスの影響で洗濯物が汚れてしまうこともあります。
さらに、可能であれば、駅からの道筋をや、物件の周辺を案内してもらいましょう。
良い物件でも、利用する駅にエレベーターがなかったり、駅周辺が繁華街であったりすると、ベビーカーで歩くには大変かもしれません。
番外編1:子育てのしやすさをエリア選びの参考に
赤ちゃんがいるご家庭であれば、気にしていただきたいのが、子どもの医療費助成についてです。
この医療費助成、地域でかなりの差があります。
例えば東京23区の場合、中学3年生までのお子さんの医療費が無料、さらに入院費も無料です。区によっては高校生まで無料のところもあります。
ところが、多摩川を挟んだ神奈川県川崎市は医療費が無料になるのは小学校1年生までです。(所得制限などがあり、一概には言えませんが)
このように、医療費が控除される期間や、その額などは、自治体によって異なります。
赤ちゃんのうちの今だけと思えばあまり気にすることではありませんが、長く住み続けることになった場合は大きな差になってきますので、参考にしてみてください。
また、自治体ごとに取り組んでいる子育て支援などもあります。
私立幼稚園の入園の補助金や、出産祝い金、子育て支援ヘルパー無料など、自治体によって様々です。
物件探しに時間がある場合には、エリア選びの参考に、ぜひ子育て支援なども調べてみると良いと思います。
番外編2:口コミを参考に住んだことのない地域でも情報収集
転勤などで住む地域の情報が無く、どのあたりで家を探せばわからないときは、インターネットの口コミを見てみることもおすすめです。
実際にその地域に住んでいる人の意見はとても参考になります。
その他にも、転勤先の市役所や、区役所の児童課に電話をして直接聞いてみる方法もあります。
例えば、転勤先の市役所の児童課に電話で、
「○歳の子どもと、転勤でそちらに引っ越すことになったのですが」と事情を話し、
- おすすめの居住エリア
- 幼稚園保育園状況
などをたずねるのです。
その他にも、
- 文教エリア
- 転勤族が多いエリア
などを教えてもらうと、物件選びの参考になりますね。
情報が少ない場合や、急いで物件を探さなければならない場合などにはおすすめの方法です。
家族が納得の物件に巡り合おう
今回は、赤ちゃん連れでの物件探しの時に、気を付けていただきたいポイントをご紹介しました。
この条件すべてに当たる物件を探すのはとても大変です。
今回ご紹介したポイントの中から、パパとママが特に重視したいポイントをピックアップして物件選びをすすめてもらえたらと思います。
赤ちゃんと楽しく暮らせる物件に巡り合えると良いですね。