どうも、hachiです。
今日は夜間に娘を病院に連れて行きました。
何があったかというと、娘が脱臼してしまったのです。
子どもは脱臼しやすいときいていましたが、本当に何気ないことで脱臼してしまうのですね…。
びっくりです。
今回は、どんな状況で肘を脱臼したか、そして、子どもが脱臼したときにどのような行動をとると良いかまとめておきたいと思います。
Contents
食後に楽しく遊んでいたら脱臼
あれは夕飯後のことでした。
片づけも終わって、そろそろお風呂に行こうかな…と思いながら娘とソファで遊んでいたのです。
ソファーに座るわたしの膝の上に娘が向かい合うように座っていました。
娘はなぜか今、ピコ太郎さんの「ペンパイナッポーアッポーペン」がブームで、「あっぽーぺん!あっぽーぺん!」とふざけて言いながら、後ろに倒れるのです。
わたしは娘の頭に手をあてていて、倒れるたびに、前かがみになりながら落ちないように支えている感じでした。
支え終わったら、そのまま起こしていたのですが、娘が「ひっぱてー!たすけてー!」と腕を出してきました。
これは今までもよくやっていて、娘はよくふざけて「たすけてー!」と言いながら腕を出してきます。
わたしはいつものように、娘の手首を持って「よいしょーっ!」と引っ張ったのです。
すると、起き上がった娘が、
「いたーい!!!!おてて、いたーーーい!!!うで、いたーーーい!」
と右腕をおさえながら泣き出したのです。
何かのスイッチが入ったかのように突然泣き出し、顔は真っ赤。
一瞬で、普通ではない、もしかしたら腕が抜けた?とすぐにわかりました。
腕が抜けたかどうかの判断基準は
しばらく、主人とようすを観察してみました。
少しすると泣き止むのですが、明らかに機嫌は悪い状態です。
そして、右腕を動かそうとしないのです。
肘で軽く曲げた状態のままで、それ以上曲げようとも伸ばそうともしないのです。
試しに、ボールプールの小さめなボールを手に渡して「投げてみて?」と言ってみました。
すると、相変わらず肘は曲げたまま力なくボールを握るのみ。
「ママにぎゅーしてごらん?」と言って、わたしの首に手をまわさせようとしても、腕をあげません。
腕をちょっとひねったか何かして、痛いだけの可能性もあると思って主人と様子をみていましたが、これは絶対に脱臼しているねと判断しました。
- 腕を動かそうとしない
- 腕を同じ形から変えない(もしくは、だらんと伸びている)
- 動かすと痛がる
- 腕を使おうをしない
こういった状態で脱臼だと判断した方が良さそうです。
夜間救急の病院へ電話すると整形外科を紹介される
先日、娘が血便をしたときにもお世話になった地元の夜間救急の病院へ電話すると、ある整形外科を紹介されました。
ここがみてくれるとのこと。
幸い、家から車ですぐの距離で、すぐに向かうことにしたのです。
小児肘内障ですぐに治る
この子どもの肘の脱臼、小児肘内障(しょうにちゅうないしょう)というそうです。
病院に着くと、
- どういう状況でその状態になったのか
- 以前にも抜けたことがあるか
をきかれました。
そして、先生が娘の右腕をみて、
「腫れてはないねー…」
なんて言いながら、腕と肘のあたりをきゅきゅっと優しくひねりました。
そして、「今ので入ったと思うよー」と。
本当にこんなに簡単に入ってしまうの?とぽかーん状態のわたし。
そして、看護師さんが娘の前に可愛い人形を差し出すと……
右腕で人形をとったーーーー!!!!
右腕で人形をとったーーー!!!
右腕で人形をとったーー!!
(SASUKE実況風 笑)
娘が右腕を動かすことがこんなに嬉しいなんて…。
ただ普通に人形を持てることが、どれだけ有難いか実感しました。
娘はそれから、何事ももなかったかのようにケロッとしていました。
これで、2歳の娘の初めての脱臼は簡単に幕を閉じたのでした。
子どもは脱臼しやすい!どんなシーンで多いか
今回診ていただいた先生によると、子どもは本当に脱臼しやすいのだそう。
2歳~5歳くらいまでは注意した方が良いとのことでした。
そして、どんなシーンで脱臼するかというと、
- 子どもを無理矢理引っ張ったとき
- 子どもを挟んで両親などが手をつなぎジャンプさせたとき
- 手をつないで歩いていて、転びそうになった子どもを引っ張ったとき
- 遊んでいて、子どもを引っ張ったとき
だということです。
これらに共通するのは、子どもが「引っ張られることに心構えがない」ということなんだそう。
これから腕を引っ張られるということがわかっていたら、あらかじめ腕にも力を入れられるようなのですが、そのような準備、心構えがないときに不意に引っ張られると抜けるのだそうです。
よく手をつないでジャンプ、をしていたので、これからは極力やめておこうと思います。
娘の脱臼を経験して考えた親がとるべき行動
初めての娘の脱臼を経験して、わたしたち親がとるべき行動は何かを考えました。
- 脱臼したら観察を念入りにする
- 判断後、整形外科・病院へ
- 夜間に脱臼したら連絡すべきとこへ連絡
- 病院へは腕を固定して向かう
- 自己流で治そうとしない
今回は、娘が脱臼したのが夜間だったこともあり、
もしただ腕がちょっと痛いだけなら病院へは翌日行った方がいいよな
これぐらいの状態で夜間救急に行っていいのかな
という迷いもありました。
でも、娘の様子をしばらくみた結果、やはりちょっとした痛みではなさそうだと思い、救急へ連絡→整形外科紹介という流れになりました。
日頃の子どもの様子としっかり比べる必要があると思いました。
また、先生から言われたのは、
また脱臼したら固定してすぐに病院へ行くこと
でした。
痛がる子どもを前にするとすぐに治してあげたくなりますが、やはり素人がするときっちり入らずまたすぐに抜けることもあるんだとか。
夜間に脱臼しても、翌日まで待たずにすぐに病院へ行った方が良いとのことでした。
そのためにも、
夜に脱臼したら診てもらえる病院をリサーチ
夜に脱臼したらどこに連絡するか
を事前に把握しておいた方が良いと思います。
子どもは脱臼しやすいので、もしものために頭の片隅に入れておくといざとなったとき落ち着いて行動できます。
娘と遊んでいて、娘を脱臼させてしまった自分への戒めも込めてまとめてみました。
何よりも、脱臼するような行動は避けることが大切ですね。
これからしばらくは、娘の腕に気をつかいながらの日々となりそうです(^^;